10月13日(日)、土岐ロータリークラブ恒例の「家族会」を開催しました。今回は会員のご家族にもご参加いただき、総勢39名でのにぎやかな親睦旅行となりました。
当日は朝6時30分に土岐市駅北口ロータリーを出発し、長野県側から扇沢駅へ向かいました。出発前の天気予報では雨マークが出ており少し心配でしたが、目的地に近づくにつれて空が明るくなり、徐々に天気も回復。期待が高まります。
扇沢駅からは電気バスに乗り込み、黒部ダムへ。大迫力の放水を目の当たりにしながら、太陽が顔を出し始め、なんと虹まで登場!紅葉も見頃で、まるで絵葉書のような風景に一同うっとりでした。
ちなみにこの黒部ダム、建設当時は「世紀の難工事」と呼ばれ、特にトンネル工事では“破砕帯”と呼ばれる大量の地下水が噴き出す層を突破するのに大変な苦労があったそうです。作業員たちは水に打たれながら掘削を続け、ようやく貫通させたというエピソードは、今でも多くの人々の記憶に残っています。そうした歴史を知ってから見るダムの姿は、また一層感慨深いものがありますね。
その後はケーブルカー、そしてロープウェーを乗り継いで室堂へ。途中のロープウェーではガスがかかっていて視界が少し心もとない場面もありましたが、室堂に到着して昼食をとっているうちに、少しずつガスも晴れてきました。自由時間には立山連峰の壮大な景色が目の前に広がり、皆さんカメラを手に感動のひととき。
さらには運良く、室堂でライチョウの姿を見ることもできました!野生動物との思いがけない出会いに、子どもたちも大喜びでした。
帰りの道中も混雑なくスムーズ。バスの中では、みなさんお疲れモードで静かに爆睡。心地よい疲れと共に、土岐へと無事に戻ってきました。
天気にも恵まれ、美しい景色と楽しいひとときが満載の一日となりました。ご家族同士の交流も深まり、思い出に残る素敵な旅行となったことと思います。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
(安江親睦委員長、お疲れ様でした。)