10月4日(金)、13時30分より多治見市産業文化センターにて開催されたインターシティーミーティング(IM)に、 前アシスタントガバナー小木曽君、高野会長をはじめとする9名が参加いたしました。
インターシティーミーティング(IM)は、クラブの枠を越えてロータリアンが交流し、理念を再確認・共有する場です。多様な卓話や懇親を通じて、理解を深め、ロータリーの広がりと可能性を体感できます。
今回のIMのテーマは「米山奨学」。冒頭では、米山奨学事業の礎を築いた米山梅吉翁の生涯を、講談師・宝井琴鶴先生による講談で拝聴。重厚かつ情熱的な語り口に、改めてロータリアンとしての使命を感じる時間となりました。
続いて、よねやま親善大使であり、元米山奨学生でもあるプーガ・パブロ君(メキシコ出身)による卓話が行われました。日本での留学を通じて得た経験や、ロータリーとの出会いがいかに人生を豊かにしたか、そして現在は日墨の懸け橋となるべく活動している姿勢に、参加者一同深い感銘を受けました。彼の熱意は、米山奨学の意義と可能性をまざまざと示していました。
今回のステージ演出は一風変わっており、講談の舞台を模したセットの中で、ガバナーやアシスタントガバナーまでもが講談スタイルでスピーチを行うという、趣向を凝らした演出に。伝統と創造が融合した、新しいIMのかたちを体験しました。
懇親会では、第2回クラブ対抗のど自慢大会が開催され、当クラブからは岡部君と田財君が出場。コブクロの「桜」を熱唱し、場内の拍手を集めましたが、惜しくも入賞は逃しました。他クラブの出場者たちも、趣向を凝らしたパフォーマンスと歌唱を披露し、大変な盛り上がりを見せました。優勝は多治見ロータリークラブの、サカナクション「宝島」に決定しました。
←意気投合する玉野ガバナーと高野会長
さらに会場の度肝を抜いたのは、ガバナーによるエキシビジョン出演。中森明菜の名曲「DESIRE」を本格的に歌い上げるパフォーマンスは、まさに衝撃的。ユーモアと気迫に満ちた歌唱で、会場は大いに沸きました。
テーマの深さと、親睦の温かさ、そして意外性に満ちた演出が融合した本年度のIMは、土岐ロータリークラブにとっても実り多き一日となりました。