2025年12月7日、高山市の「ひだホテルプラザ」にて、第39回インターアクト飛騨・中濃・東濃グループ協議会が盛大に開催されました。
主催は岐阜県立斐太高校インターアクトクラブ、スポンサーは高山ロータリークラブ。県内9校からインターアクト部員と先生方が集い、活発な交流と発表が行われました。


インターアクトの精神のもとに

開会の挨拶では、斐太高校の生徒代表が「学校生活やインターアクト活動を通して、国際理解や友情を育む機会にしたい」と力強く宣言。
高山ロータリークラブの佐藤会長からは、「地域の歴史や文化、国際観光都市としての高山の魅力を体感し、今後の活動に生かしてほしい」と歓迎の言葉が贈られました。


第1部:クイズで高山を学ぶ

第一部はチーム対抗のクイズゲーム。
高山市の歴史や文化、祭り、観光名所などをテーマにした問題が出題され、参加者たちは笑顔で知恵を絞りながら交流を深めました。


第2部:各校の活動報告

続く第2部では、各校のインターアクト活動が発表されました。
地域清掃、環境調査、福祉施設への訪問、駅前の活性化プロジェクトなど、どの学校も地域社会とのつながりを大切にした取り組みを実践しています。

中でも、韓国への国際交流派遣に参加した生徒による体験報告は印象的。言語の壁を乗り越えた交流のエピソードや文化の違いを肌で感じた経験が語られ、会場は大きな拍手に包まれました。


第3部:伝統と創造のトークセッション

第3部では、日本舞踊家の谷口裕和氏と俳優の片岡千之助氏によるトークセッションが行われ、伝統文化に触れる貴重な時間となりました。
司会は元NHKアナウンサーの寄四聖司氏。伝統芸能と若者の未来をつなぐ、インスピレーションに満ちた内容でした。


若者の成長が地域と世界をつなぐ

今回の協議会は、地域で活動する若者たちの熱意と行動力、そしてインターアクトの理念が融合した意義深い場となりました。
今後もこのような取り組みを通して、次世代が地域と世界の架け橋となることが期待されます。

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